【1】RKH設立2周年記念:第5回「3.11を共有し、語り合い、友情を深める会」の御報告。(2013年4月29日昭和の日@国際文化会館)

1)いつものようにボランティアの方々の御協力をいただき、会場設営など準備開始(写真1,2,3,4)

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↑写真1,2

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↑写真3,4

今回は山元町の障害者施設で製造の苺ジャムと、大槌町のワカメとピーマン味噌を販売いたしましたが、「ふるさと大槌会」の方々も販売係として御協力下さいました。(写真5,6)

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↑写真5,6

売上金は、全てそれぞれの製造・生産者にお振込済みです。

着々と準備が進む中、山元町の齋藤俊夫町長や大槌町の碇川豊町長、大槌病院の岩田千尋院長や佐々木勝広事務局長と次々会場に御到着。
大槌病院にお送りした絵の作者である元吉淳君と岩田先生・佐々木様との対面も実現(写真7,8)

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↑写真7,8

2)定刻を5分過ぎ17時5分より、99名の方々のお集まりを頂き会は始りました。(写真9)

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↑写真9

「友あり、遠方より来る」の故事に従い、東京から一番遠い大槌町の碇川町長をトップバッターに、大槌病院の岩田院長・佐々木事務局長、岩手三陸復興組合長の川口博美様、RKH山元町支部の佐々木静子様・星禮子様、山元町の齋藤俊夫町長・税務納税課課長の平田篤司様の順で、行政・組織・民間それぞれのお立場から御発言をいただきました。(写真10,11,12,13,14,15,16,17)

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↑写真10,11

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↑写真12,13

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↑写真14,15

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↑写真16,17

開催日を4月29日と決定した時は、当日までもう2カ月足らず。通常なら会場は婚礼シーズンで予約一杯のはずなのに、たまたまこの日が使用可能。連休中なのにもかかわらず大槌町と山元町の御発言をお願いした方々全員が、当日無事会場御到着。
そして、99名が会場に集うということは、確率論的に奇跡が起きたということです。

「自然の力に勝るものは、人間の知恵です」という川口博美様の御発言に、「友情」という言葉を加えさせていただき、大槌町町長と山元町町長の握手という重なる奇跡で、会は無事に終了いたしました。(写真18)

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↑写真18

3)さて、懇親会はThe SophiasのBGMの流れる中、RKHの赤松良子顧問の乾杯の御発声と共に始まり、山元町の苺ハウスで今朝採れたばかりの苺を賞味しながら「いずれは大槌町や山元町を訪問致しましょう」が合言葉。最後は、元厚生労働大臣 小宮山洋子様が音頭をとってくださり、一本締めで散会となりました。(写真19,20,21)

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↑写真19,20

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↑写真21

【2】会計報告(4月30日現在)
1、振込件数(複数回の方々):8件
  直接持参:2名
2、・物販代金は直接生産者へ
  ・募金箱の18,750円は口座へ
3、口座残高 147,790円



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2013.05.06 Mon l 報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 611日は「3.11」から13カ月目。
 
RKHにとっては「まだ1年と3ヶ月」の思いもあり、“1年3カ月と1日目”の612日に仲間の山口積恵様・渡辺喜代美様と3人で大槌へ行って参りましたので、以下に御報告申し下げます。
 

1)「いよいよ東北も梅雨入り・・・」と思える天候の中、“赤浜の復興を考える会”代表川口博美様に被災地を御案内いただきました。
・赤浜小学校は遂に6月10日から解体作業が始まった由。校庭の見事な4本の桜の樹(樹齢150年以上)の処遇を川口様は悩んでいらっしゃいました。(写真1)

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↑写真1

今回初めて東京大学海洋研究所周辺を訪れ、欠壊し、地盤沈下で段差の生じた防潮堤に津波の威力を見せつけられました。(写真2、3)


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↑写真2、3

自然が防潮堤をどんなに高くしても破壊するなら、むしろ今までの防潮堤の高さで、住居が高台移転すべきという川口様をはじめとする“赤浜の復興を考える会”の方々のお考えが理解出来ます。
「我関せず」で自然と共存し、泰然自若の浜千鳥が“人間はもっと謙虚になるべき”と教えてくれているようでした。(写真4)

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↑写真4

2)赤浜小学校最後の卒業生の中学生姿を見たくて、大槌中学校訪問。
・残念ながら将来漁師希望の幸大君には会えませんでしたが、里緒菜ちゃんはバスケットボール部、史佳ちゃんは吹奏楽部、実潤君と大地君は野球部に所属して、楽しい中学生生活とのこと。
3月31日/4月1日のTDL修学旅行以来、2か月振りでしたが、急に大人びたようで成長を感じました。
突撃訪問のようで失礼極まりない我々の訪問にも拘わらず、鈴木利典校長が御快諾下さったことに心より御礼申し上げます。(写真5、6)

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↑写真5、6

・鈴木先生が“大槌中の生徒達はどんなに素晴らしいか”をお話下さり、「床磨き」や「ゴミ拾い」に専念する写真を見せていただきました。(写真7、8:この写真は鈴木先生に掲載許可をいただいております)

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↑写真7、8

3年後の卒業式に参列したい思いがつのります・・・
 
3)今回の訪問の最大目的は5月19日RKH設立一周年記念の集いの終了時に発表した“大槌病院で健康診断を受けるMedical Tourism”のより具体的な打ち合わせです。
CT棟が完成し(写真9、10、11)、RKHがお送りしたオージオメータ(聴力検査器機)も稼働中でしたから(写真12)、7月、8月の夏休みシーズンに皆様御家族での御参加を今から御計画ください。

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↑写真9、10

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↑写真11、12

より詳しくは6月後半までに御案内申し上げます。



2012.06.15 Fri l 報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top
519日(土)に開催したRKH設立一周年記念に御参加いただいた方々から、御感想をお寄せいただきました。
掲載許可を得て、皆様に御紹介申し上げます。
 
(1)皆様からの御感想(原文のまま)

1)「いい会でしたね。
お話なさった方たちが実にすばらしかった!
一人ひとり懸命に生きている!
岩田院長先生のリーダーシップというか、品格の現れ、そして皆さんの協力、それらが伝わって来ました。
集まった方々も、それらを感じて、又、この気持ちが広がっていくことでしょう。うれしいことです。」

2)「3.11の映像とお話しは体の芯に響くように感受いたしました。」

3)「・・・有意義な会に出席できまして、最近の心の疲れが吹っ飛んでしまったような気が致しました。」

4)「朝日新聞記者の方の“マスコミはどんどん変わりゆく姿はニュースにするけど、変わらないことに関してはニュースに出来ないし、しない”というお話を聞いて、なるほど、確かにそういうことかと今更ながら気付かされました。それでよけいに復興しているように見えてしまう訳ですね。」

5)「19日の報告会は、被災した現地の医療関係者の生の声を聞け、改めて災害の大きさを感じました。貴重な報告でした。」

6)「大槌町の先生方のお話は、最近の様子がよくわかり、現場の御苦労を実感できる大変貴重なお話でした。神戸との復興の違い(同じ場所に町をつくることが困難であること)など、言われてみれば当然のことなのかもしれませんが、改めてなるほどとうなずくことばかりでした。
まだまだ元通りになるまで非常に時間がかかることと思います。
これからも自分なりに自分の立ち位置を考え、小さなことでも何か出来ることをしていきたいと思います。」

7)「大槌病院の先生方とお目にかかり、直接お話を伺うことができて、より具体的なイメージを持つことができ、本当に貴重な一時でした!!」

8)「有意義な一夜を、有難うございました。
御来席下さった病院の方々も、とても暖かく、しっかりとしておられ、お手伝いしたいなーという思いと共に、あの方々の携わる、あの方々のお世話になる方々の幸せを思いました。」

9)「“ほんとは忘れたい。でも、忘れてほしくない”(との佐々木様の御発言:堂園注)
津波が2階で止まる保証も、耐震補強のされていない建物が持ちこたえる保証もない中で、押し寄せる黒い海が炎を上げて地上の営みと命を飲みこんでいくのを目の当たりにしながら、支えの必要な命にひたすら寄り添われた方の声。
人の心のいちばん奥深くにある、やわらかく傷つきやすく、そして人を人たらしめているところから、滲みでた言葉として、あれ以上に切実な言葉はないように思います。
地下鉄の中で、何度も思い出されて、目頭を熱くしたまま帰宅いたしました。
とても良い機会でした。ありがとうございました。」

10)「・・・和やかで、有意義な時を過ごさせていただきました。
大槌病院の岩田院長・堀内医師・佐々木事務局長御三人の御苦労を伺うことが出来ましたし、私の考えの及ばないことも知ることができました。
又、朝日新聞の記者の方のお話の中で、阪神淡路大震災と東日本大震災の違いについて話されたので、なるほどと思いました。
東日本大震災の復興がなかなか進まない事も理解できました。」
 
(2)会計報告(531日現在)
   ・お振込件数:9名(複数回の方々)
   ・支出:
    1)「赤浜の復興を考える会」のホームページ“やっぺす赤浜”運営管理費
5月分として20,000
    2)
RKH一周年記念「3.11を共有し、語り合い、友情を深める会」(5/19
  219,937円(会場費、旅費、宿泊費)
      因みに、前回のブログで御報告申し上げましたように、
      募金箱総額
128,000円は大槌病院への支援金として、
      直接岩田院長に差し上げました。
 
   ・口座残高:263,594
 
(3)今後の活動予定
   ・大槌病院へのMedical Tourism
   ・山元町への被災地支援ツアー

2012.06.02 Sat l 報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top
(1)331日午前545
早朝にも拘わらず、お迎え部隊として上野駅バス降車所に駆けつけて下さったRKHのメンバーの前に、昨夜午後850分大槌町を出発した深夜バスが到着(写真1,2,3)

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↑写真1,2


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↑写真3,4

いよいよ“赤浜小学校最後の卒業生の東京ディズニーランド修学旅行”の始まりです!!
 
到着時の集合写真撮影後(写真4)、貸切マイクロバスに乗り込み一路東京ディズニーリゾートへ。バスの中でRKHのメンバーの遠矢様とそのお友達で大槌病院生まれの方からの差し入れのお菓子をプレゼント(写真5,6)。

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↑写真5,6

 
宿泊はディズニーアンバサダーホテルです(写真7,8)。

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↑写真7,8


朝食でエネルギーを充電し(写真9)、ホテル前での集合写真撮影(写真10)を終えて、東京ディズニーランド(TDL)へ入園(写真11,12)。

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↑写真9,10

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↑写真11,12

大槌町出発前から予習をしてきた皆さんは、お目当てのアトラクションへ走り出し、私はビッグサンダーマウンテンまでついて行くのがやっとで、その後は各自自由行動となりました(写真13)。

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↑写真13
 
この日、千葉や東京には新聞やテレビでご存じのとおり、春一番の突風が吹き、おまけに雨で何年に一度あるかないかの大荒れの天候でした。しかし当初中止になるはずだった夜のエレクトリカルパレードが実施となり、TDLの方が“奇跡です、まさにマジカル”と驚いていらっしゃいました。
きっと「赤浜小学校最後の卒業生」へ神様や、ミッキーとミニーからサプライズのプレゼントだったのでしょう。
パレードの後も、閉園ぎりぎりまで楽しみ、TDLを満喫なさったとお母様方から伺いました。
 
(2)4月1日
4月1日はもう帰る日です。
昨日とはうって変わっての晴天で、あちらこちらに桜の花が開花。
4月1日になって、5人は今や中学生ですから、中学生になって初日の撮影後(写真14,15)、貸切中型バスで今度は東京駅へ(写真16)

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↑写真14,15

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↑写真16

乗車予定のやまびこ
59号のホームには、Team JGの代表として櫻井麟太朗君(9才)がお母様と一緒に新幹線の中でのお弁当を両手に持って登場。
今朝、御自宅に咲いていたパンジーで作ったというコサージュも御卒業のお祝いに。
これで赤浜の子と東京の子が繋がりました!!(写真17,18)

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写真17,18


ホームにはRKHの副責任者の落合良様や永嶋様もお見送り部隊で御参加いただき、“いつかRKHが大槌町赤浜を訪問します”と約束。
午前1140分やまびこ59号は発車し、修学旅行は無事終了しました。(写真19)

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 ↑写真19


今回の無謀とも思われる企画が実現したのは、RKHの多く方々からの御協力に加え、“ホスピタリティとはかくあるべき”を実践してくださった東京ディズニーリゾートの永嶋様や井上様、ディズニーアンバサダーホテルのスター石井様、及びスタッフ御一同の皆様のお陰と心から感謝し御礼申し上げます。
 
留守番役でいらしたお父様方の代表から翌朝(42日)お電話をいただき、「釜石駅で出迎えた時、皆の眼が今までと違って輝いていました」と伺って、胸が熱くなりました・・・
 
 
RKH責任者 堂園凉子

2012.04.03 Tue l 報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top

20121211日の御報告以降、暫く間が空いてしまったことをお許しください。
 
2011年を重ねて2012年の111日の今日は東日本大震災発生より10カ月、「年末・年始」という表現では置き換えられぬ時の流れを感じます・・・
 
1)1216日、慶應義塾大学医療系3学部(医・薬・看護学部)の学生達からの依頼“冬休み中に被災地訪問の企画中、ついては事前に(堂園の)話を聞きたい」との趣旨に応え、当メディカルクロッシングにてミニ講演会開催。
 
「若い世代の啓発・育成」もRKHのミッション、加えて“年齢、性別、職業、国籍を越えて」が私(堂園)のポリシーなので、医療系だけでなく他学校出身の若い世代(社会人一年生)にも参加していただきました。(写真①)
 
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写真①

2)1217日 各社新聞で“大槌町の清酒「浜娘」が1215日復活”と知り、早速地元の売り上げ協力目的で、大槌町小鎚の「小川酒店」に注文いたしました。
 
3)1225日 大槌町赤浜地区の“赤浜の復興を考える会”からホームページ作成にあたり、パソコン等の機器購入援助依頼を口頭でいただきました。
 
4)1226日 赤松、落合、堂園が集い、2011年の活動の総括及び(3)の“赤浜の復興を考える会”からのPC機器購入資金応援を決定いたし、文書にて正式依頼書/見積書をお願致しました。(画面最下部に表示)
 
5)12282011年最後の大槌町訪問
今回は新幹線で新花巻経由、在来線釜石線を利用し釜石へ。
・道中は雪でしたが、釜石は快晴(写真②③④⑤)

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写真②③

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写真④⑤

 RKHが大槌病院に寄贈の公用車を利用させていただき、かの「ひょっこりひょうたん島」の舞台となった蓬莱島を眺めつつ赤浜地区へ行き、“赤浜の復興を考える会”の代表川口博美様と事務局の中村誠一様にお目にかかり、御依頼正式受諾をお伝えいたしました。(写真⑥⑦⑧)

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写真⑥⑦
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写真⑧ 左:中村誠一様 中:堂園 右:川口博美様
 
・続いて、大槌町清酒「浜娘」を購入した小川酒店訪問し、店主の小川一展様に御挨拶(写真⑨⑩)

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写真⑨⑩
 
・大槌病院では12月15日のミニ講演会で再会を約束した学生達と共に旧大槌病院見学、及び仮設診療所いてスタッフの方々からの御体験談拝聴。(写真⑪⑫)
 
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写真⑪⑫

暮れの御用納めの日にもかかわらず、時間外で学生達のために長時間御説明(寒空の下旧病院にて)や御体験談(仮説診療所にて)をお話し御協力下さった大槌病院の岩田千尋院長、佐々木勝広事務長をはじめ全てのスタッフの方々に心より感謝申し御礼申し上げます。(写真⑬)

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写真⑬
6)1229日 メディカルクロッシングの今年最後の診療に間に合うよう「はやぶさ1号」で帰京の窓の外には、朝日が2012年の希望を告げてくれるが如くに輝いていました。(写真⑭)

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写真⑭

7)会計報告
2011111日以降1231日までの会計報告を申し上げます。
Monthly supporterの方々やイベント売り上げで御協力の皆様に心より御礼申し上げます。
 
1118日、101112日に山元町の仮設住宅用コタツ掛・敷布団セット400組の代          2,288,420円(含振込手数料)をイトーヨーカドーに支払い終了。
 
1219日 山元町のみなし仮設住宅の方々に石油ストーブ贈呈し、その代金85,170円(含振込手数料)支払い終了。
 
1229日 「“赤浜の復興を考える会”ホームページ管理・運営のため」のPC機器代金(見積り額138,800円)を事務局の中村誠一様に送金済み。
 
20111231日の口座残高50,420
 
 
2012年になってからのRKHへの御協力も、あれこれ心温まるエピソードがございますので続編をお楽しみに。
 
RKH責任者 堂園凉子

**以下パソコン・周辺機器の見積書**

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2012.01.16 Mon l 報告 l コメント (0) トラックバック (0) l top