3月11日の東日本大震災から101日目の大槌町を訪れました。
1)6月19日は「JR東日本パス」という特別料金を利用。
今回はRKHのテーマのひとつ「若い世代の啓蒙・継承」を目的に、昨年五島列島で離島の地域医療研修経験者の若手医師、堂園渓を同行いたしました。
(1) 仮診療所は7月27日からの診療開始を前にほぼ完成。白い外壁にブルーの屋根と非常にお洒落なデザインで、日本製ではない気がして、良く調べるとノルウェー製の移動式仮説診療所であると判明し、成程と納得。(写真①②③④)
↑写真①
↑写真②
↑写真③
↑写真④

↑写真①

↑写真②

↑写真③

↑写真④
随所に置いてある寄せ植えの花鉢は、エクテリアと車止めの両方を兼ねている由。
↑写真⑤
海外にはイスラエルやドイツにもこのような短期間で建設可能な移動式医療施設が存在するのにと、日本の危機管理意識との温度差を感じました。
(2) 続いて、ふれあいセンター内仮診療所及び町役場訪問。
前回の訪問時(4月21日、5月18日)は、“どこから手をつけるのだろう”と絶望感すら覚えたガレキの山が撤去された分、町の中心部であったはずの地域の大部分が荒地と化し、目印となっていたであろう建物もほぼ全て消失し、不気味な静けさを感じました。(写⑦⑧⑨)
↑写真⑦
↑写真⑧
↑写真⑨

↑写真⑦

↑写真⑧

↑写真⑨
既に18日、19日の合同慰霊祭のため、町民の方々の足として会場との往復に活動開始していると知り、感動いたしました。(写⑫)
納車に関しては、ニッサンユーズドカーセンター相模原営業所の傳田直弘様が前回の山元町の軽トラック同様、自ら仮ナンバー車両を運転して前日に現地入り。翌17日に陸運局で3時間待ちの末、岩手ナンバーを取得して、13:00大槌町町役場に納車完了。傳田様に感謝すると共に、傳田様からのメッセージ及び写真を御紹介させていただきます。(末尾文面を御覧下さい。)
17日納車であったからこそ、18、19日の有効活用(合同慰霊祭御参加の方々の移動手段)が可能となった訳ですから、これまた必然の偶然でしょうか・・・
マイクロバス調達に御協力下さった皆様に心より御礼申し上げます。
2)7月28日(木)のチャリティーコンサートは“山元町のRKH家電7点セット費用募金”を主目的とさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
*****(以下傳田 様からのメール)
*****(以下傳田 様からのメール)
堂園様
この度は誠にありがとうございました。
無事納車が終わり良かったと思っております。
納車時の写真をお送り致します。
ご確認下さい。
山元町、大槌町に行かせて頂き思った事は、
今回の震災は想像を越えた広さと傷の深さを痛感しました。
また報道等で知らされている事と実際の現地の状況とはかけ離れおり、
まだまだ多くの情報が伝わっていないと感じました。
現地に自分自身が行く事で少しでも早くにお届け出来る様にと、
微力ではありますがお役に立てて良かったと思います。
お亡くなりになられた方のご冥福と被害に遭われた方には
一日も早く平穏な日々が訪れる事をお祈り致します。
スポンサーサイト