岩手県大槌病院から岩田千尋院長 、堀内三郎医師、佐々木勝広様をお招きしてのRKH設立一周年記念・第3回「3.11を共有し、語り合い、友情を深める会」は、5月19日(土)国際文化会館講堂に70名の御参加(秋田・軽井沢・大牟田からも)をいただき開催致しましたことを、以下に御報告申し上げます。
↑写真14
(1)準備(写真1,2,3)
・Team JGの安原様、大橋様、櫻井様、江幡様が絶妙のチームワークで会場設営・PC操作・撮影・受付の各係を分担。
・Team JGのジュニアチームの安原響君、耀君はマグカップ販売係。
このマグカップは、大槌病院仮設診療所にある“つくし薬局”(チェーン薬局ですが、大槌にある支店はすべて津波で流された)が被災地の復興支援のため「ハートプロジェクト」を発足し、マグカップの売上金で大槌の小学生に指定の体育着をプレゼントという趣旨です。

↑写真1

↑写真2,3

↑写真1


↑写真2,3
(2)講演会
↑写真5,6
2) 講演は元岩手医科大学教授で現在大槌病院仮診療所で週二回非常勤医師として御勤務の堀内三郎先生に“3.11の地震発生時のこと、大槌病院及びRKHとの関わりの経緯”のお話で開始いたしました。(写真7)
↑写真7
2) 講演は元岩手医科大学教授で現在大槌病院仮診療所で週二回非常勤医師として御勤務の堀内三郎先生に“3.11の地震発生時のこと、大槌病院及びRKHとの関わりの経緯”のお話で開始いたしました。(写真7)

↑写真7
3) 続いて岩田千尋院長のお話(写真8):
・震災発生前のその日の病院
・地震発生時及び津波襲来時の状況。
・病院職員一丸となって“患者さんの命を守るため”自分たちも被災者であるにもかかわらず、“プロの立場”優先し、自宅に帰ることなく医療に従事し続けた3月11日から15日までの6日間。
・上町ふれあいセンターでの診療所開設
・大槌病院仮設診療所開設までと、開設以降現在まで。
↑写真8
4) 最後に、事務局長の佐々木勝広様から“事務職あっての病院経営及び医療行為”と実感せずにはいられないお話を伺い、裏方としての佐々木様の御苦労無しには大槌病院はここまで復興しなかったと、頭が下がる思いでした。(写真9)
↑写真9
4) 最後に、事務局長の佐々木勝広様から“事務職あっての病院経営及び医療行為”と実感せずにはいられないお話を伺い、裏方としての佐々木様の御苦労無しには大槌病院はここまで復興しなかったと、頭が下がる思いでした。(写真9)

↑写真9
5) 当初は大槌病院関係のお話だけのつもりでしたが、大槌町に住民票まで移された朝日新聞大槌駐在の東野真和様に記者としての視点からだけでなく、住民としての生活者目線も併せて、“今や新聞紙面の掲載減少傾向となり、人々の関心は薄れつつあるが、現実の被災地は何も変わらずまだ復興には程遠い”と貴重な御発言をいただきました。(写真10)

↑写真10
6) 本来ならば、会場からの御質問や御感想を頂戴するはずでしたが、続く懇親会の場でと変更させていただき、RKHの今後の活動として“大槌病院と大槌町の発展のために、売上協力目的のMedical Tourismを”と発表し、講演会は無事終了致しました。
(3)懇親会
・再び生演奏のBGMの流れる中、懇親会は始まりました。
↑写真11
・講演会から懇親会への転換作業に御出席の皆様が御協力くださったことに感謝。
・講演会から懇親会への転換作業に御出席の皆様が御協力くださったことに感謝。
・国際文化会館のスタッフの方々も、一丸となって御協力くださったことに厚く御礼申し上げます。
・大槌町から取り寄せた日本酒“浜娘”が大好評で、皆様の会話に弾みがつき、赤松様の乾杯の御発声のとおり楽しい懇親会になりました。(写真12,13)
↑写真12,13
(4)会計報告(この集いに関してのみ)
・・マグカップ完売代金50,000円は“つくし薬局”へ
・・募金箱総額 128,000円は集いの翌日(20日)に、RKHの本部も兼ねるメディカルクロッシング(IMC)にて岩田先生・佐々木様へ差しあげ、職員の方々の福利厚生や旧職員の方々との同窓会、研究会に有効活用していただくようお願いいたしました。(写真14)

↑写真14
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