3月1日、山口様と“春は名のみ”の大槌町を訪問致しました。
今年初めてです。
1年前の2月28日の訪問の時のように、新花巻駅は雪景色(写真1)、釜石線の窓の外も銀世界でした(写真2)

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↑写真1、2

(1)今回は、まず大槌中学校を訪れ、鈴木利典校長に再会。最近出来上がった写真集(この記事の一番下に表示)や、先生の力作のビデオDVDを拝見いたしました。
写真集はニコンの協力で、生徒全員と3年生の担任の先生方には無料贈呈。“残る全職員にも配布したい”との鈴木先生の御要望にお応えし、その費用をRKHで負担させていただくことになりました。

(2)続いて、遂に解体が完了した岩手県立大槌病院跡地を視察。バス停には「旧大槌病院」と「大槌橋」と二つの標識。跡地は、まさに更地/空き地で、その空間にかつて私がこの目で見た旧大槌病院を重ねました・・・(写真3、4)

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↑写真3、4

(3)そのあと現在の大槌病院仮診療所へ。
岩田先生やスタッフの皆様がいつものように暖かく我々を受け入れて下さって、我が家なり古巣へ戻った気分。
岩田先生から、とりあえず病院建設予定地が決定したということや、その診療内容等を伺いました。
しかし、お話しを伺っていると「2年近くなってやっと」と、これまでの経緯に行政と我々民間人とのスピード感や、優先順位に関する温度差をいつものことながらに感じずにはいられませんでした。
仮診療所とはいえ、診療内容は格段に充実。以前医局だった部屋が内視鏡室に変身。
上腹部・大腸いずれの検査も可能とのことなので、今後はRKHのメディカルツーリズムのメニューも変更するつもりです。

(4)病院を後にして、赤浜地区を回って釜石へ。
観光船「はまゆり」が乗り上げた民宿は、そのままポツンと残存(写真5)

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↑写真5

新しく灯台が出来た“ひょっこりひょうたん島”の蓬莱島(写真6)との落差に“復興とは何なのか”を考えさせられ、併せて、もうすぐ廻り来る「3.11」を前に、“復興への果てしなく遠い道のりを、我々RKHは出来るだけ長期間お手伝いをせねば”と決意を新たに致しました。

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↑写真6

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以下は写真集の表と裏表紙です。(クリックで拡大します)

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2013.03.11 Mon l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
“2月は逃げる”の諺通り、あっという間に今日は2月の最終日です。

【1】写真展「リメンバー大槌」の御報告
RKHが会場費を負担させていただいたことで、弾みがついて会場が決まり、“3.11の前に!”との合言葉で、「ふるさと大槌会」主催、「大槌町」・「朝日新聞社」・「RKH」共催の写真展が2月24日に開催が実現しました。(会場:交通会館/期間:2月24日~3月2日)

2月24日は、大槌町から碇川町長も御参加。
「まだ2年足らず、もう2年近く」の相反する思いを抱きつつ、津波当日及びその後の写真や動画を見ながら、撮影なさった方々からの御報告を伺いました。(写真1,2)

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↑写真1, 2

【2】会計報告(2月28日現在)
・振込件数 5件(複数回の方々)
・支出
 (1)「やっぺす赤浜」ホームページ管理費 20,000円
 (2)「大槌新聞」広告費 10,000円
 (3)写真展「リメンバー大槌」会場費 389,550円
・口座残高 128,259円





2013.03.01 Fri l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top